2016年6月26日日曜日

新書

久しぶりにブログ更新です。

心臓の病気には大きく分けて3つあります。車でたとえると、エンジンの調子が悪い状態
(心不全)、ガソリンがエンジンにちゃんと届かない状態(狭心症、心筋梗塞)、電気系統の異常(不整脈)の3つです。

心不全の原因にもいろいろありますが、これも大きく分けて3つあります。心筋梗塞で心臓の細胞がつぶれてしまいうまく動かない状態(虚血性心疾患)、心臓の4つの部屋を区別するドアの壊れた状態(弁膜症)、そして生まれつき心臓の細胞がうまく働かない状態(心筋症)です。

最近は、弁膜症による心不全は減ってきていますが、心臓の出口のドアが調子が悪い大動脈弁狭窄症は増えています。今回、これについての新書を刊行しました。


研修医や一般内科の医療関係者向けの本ですが、ご興味がある方は医学書扱いのある書店や、amazonなどネットで購入可能です。

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